16.塾業界の実態と選び方④
さて、個別指導の問題点を探ってみましょう。
前回、メリットとして挙げた項目の反証可能性を考えてみます。
①お子さんの状況を確認した上でスタートできる。
→誰がどのような形で状況を確認していますか。
塾の先生ではありませんか?
下記につながるような状況確認ではありませんか?
②だから、苦手科目や苦手分野を集中的に勉強できる。
→苦手科目や苦手分野は誰にでもあるものです。
それを強調しているのは塾の先生ではありませんか?
出口戦略(いつまでに何ができるようになる)ははっきりしていますか。
③また、先生・講師との距離が近い。
→「質問のしやすさ」、「先生のようにできるようになりたい」につながれば良いと思います。
一方で、締まりのない指導、マンネリズムを招きませんか。
④だから、お子さんの進捗状況を詳細に確認できる。
(塾にもよりますが、紙ベースでの報告書を提出してくれるところもありますね)
→その進捗状況は適切なものですか。出口戦略とマッチしていますか。
受験に向けてのペース配分は問題ありませんか。
⑤お子さんのスケジュール(他の習い事等)に合わせて受講ができる。
→優先順位ははっきりさせていますか。
5年生までは、野球を優先するから個別指導を併用する。
その先は受験を優先し、スケジュールは問題にしない。
じゃあ、どうすればいいんだよって話になります。反証するのは簡単ですからね。
「私だったらこうする」という点をお話しします。
皆様、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
↓ ぜひ、応援のほどよろしくお願い致しますm(__)m