開成卒業生が語る中学受験

目からうろこ。開成卒業生かめだんだから知っている。中学受験の注意点。

○は誰がつけるのか

塾や自宅での演習、模試やテストの受験…。
取り組み方のレベルはお子さんによって様々です。
十分に意識されているでしょうか。
 
演習の繰り返しにより解法や概念を刷り込ませることは一つの目的です。
当然、点数アップにつなげることも大きな目的です。
しかし、その過程にはいくつかのステップがあります。
 
前提として、問題演習やテストなどは〇を探すものではありません。
×を発見することが一番の目的です。
間違えの傾向や苦手・弱点分野の把握。
把握できたら徹底的にそれらを潰す。
例えば次のような状況を比べてみましょう。
 
・〇付けは先生、または親御さん。〇があると喜ぶ。
・〇付けは先生、または親御さん。言えば(形式的に)解き直しをする。
・〇付けは自分。(形式的に)解き直しをする。
・〇付けは自分。(自発的に)解き直しを行い、できなかった問題を先生、または親御さんに質問する。
・〇付けは自分。解答の一部分だけを先生または親御さんに質問する。
 
問題を解き終えたあとの状況に大きな違いがあることが分かります。
そして、入試を迎える際にお子さんがどのステップまで辿り着いているかは結果と大きく関係します。
お子さんが以下のどのステップにあるか、確認してみてください。
 
また、上記を改めて見たときに「〇付け」を誰がやるか、は1つの関門です。
自分で〇付けをするということは、
解答を写すこともできますし、
解けていたことにすることもできます。
逃げ道はあるものの、そこに流されない強さが要求されます。
 
もう1つの関門は質問の仕方です。
解けない問題全体を聞くか、
解答を読み込み「この1行の意味」を聞くか。
ここには解けない問題に対する執着心が現れてきます。
難問を解けるようにすることは大切です。
一方でお子さんがどの過程にたどり着いているかはとても大切だと感じます。
 
どこに行っても逃げて歩いていたなら、自信は失われるばかりです。
- エレノア・ルーズベルト
 
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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