開成卒業生が語る中学受験

目からうろこ。開成卒業生かめだんだから知っている。中学受験の注意点。

言葉の意味を考える

よくよく考えると定義に困る言葉があります。
 
基礎力、応用力、読解力、想像力、得意、苦手…などなど。
基礎力ってどこからどこまでの力?

読解力があるって内容を理解できること?スピードは?

分かるようで分からない感じがしませんか?
 
基礎力を例に挙げてみます。
 
 
 
コトバンクによれば
「学問・業務・スポーツなどを身につける際に、もっとも基本となる知識や技術」とされています。
普段使用しているニュアンスと大きなずれはないようです。
 
もう少し掘り下げてみましょう。
掛け算を例にとると「もっとも基本となる知識」は九九です。
しかしこれは3年生にはあてはまるかもしれませんが6年生にはあてはまりません。
九九を基礎として応用としての2桁の掛け算をするお子さん。
何桁の掛け算だろうがそれを基礎力とすら呼べないお子さん。
多種多様なはずです。
 

 

 
基礎力という言葉はお子さんの学年や習熟度、志望校といった条件により変わるということです。
初めに記したフレーズなどは普段なんとなく使われています(私も使います)。
しかしそれはお子さんの状況次第でゆらぎがあることを念頭に置かれておくと良いでしょう。
A君に必要な応用力、B君に必要な応用力、指しているものは異なるのです。
通塾先ではこういったことをふまえ、面談や相談に臨まれると良いと思います。
 
 
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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