どうして書かないの
どうして問題を解く際に途中式をきちんと書かないのでしょう。
算数の問題を解くときは、式は一行ずつ書かなければなりません。
1000÷20=50m/分
3.6km=3600m
3600÷50=72分=1時間12分
……といった具合です。
一番のポイントは、途中で出た各計算結果に単位を書いておくことです。
問題を解いている途中に
・何を求めていたか
・どこに行こうとしているのか
分からなくなってしまうことがあります。
これを防ぐために単位を書いておくのです。
また、「何kmですか?」という質問に対して、「1500m」と答えてしまうようなケアレスミスも防ぐことができるはずです。
さらに、問題が解けなかったときに、
・どこで間違えたか
・どこでつまずいたか
を確認することもできるはずです。
これは、線分図や面積図についても同様のことが言えます。
とは言え、どうしても途中式を書かないお子さんがいらっしゃいます。
どうしてそんなに頑固になるのか不思議なぐらいに。
成績を上げるにはこういう小さなことの積み重ねが重要です。
親御さんの負担はありますが、改善するためには、しばらくお子さんに声をかける必要があるでしょう。
一度習慣化すればお子さんは自分から途中式をきちんと書くようになります。
この夏、絶対に身につけましょう。
- 芥川 龍之介
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