開成卒業生が語る中学受験

目からうろこ。開成卒業生かめだんだから知っている。中学受験の注意点。

算数に暗記は必要か

暗記科目は理科・社会と捉えられがちですが、算数にも暗記分野が多々あります。
 
「1の次は2」だし「2の次は3」です。
ここに「なぜ?」や理屈はありません。
同様に「島根県の県庁所在地は松江市」というよう理屈抜きの事柄を覚えるのが暗記です。
算数における暗記には、例えば、
・九九
・単位の換算(そういえば、㎡とa、haの関係などは大丈夫でしょうか)
・□×3.14
などの【キャッチボールレベル】が挙げられるでしょう。
 
 
 
加えて重要なのが「一行問題レベルの解法」です。
これを暗記するには、「演習の繰り返し」以外にありません。
お腹いっぱいになるまで演習を繰り返す。ひたすら【ノック】を受ける。
問題文を読んだ瞬間に解法が「見える」、「分かる」のが目標です。
また、授業を聞いたり、解答を読むことでせっかく理解につながったお子さん。
しばらく放っておくと「解法」を忘れてしまいますね。
そのようなことを防ぐためにも、演習の繰り返しは必要です。
 

 

 
言うまでもなく、計算練習も大切です。
朝10分早く起きて10問やれば大きな差が生まれます。
今からでも始めれば、受験生は1,500問以上の計算問題を人より多くこなすことができます。
計算問題は「短時間で満点取る」姿をイメージして演習してほしいと思います。
 
解法の暗記には、それに見合った「計算力」がついていないと非効率です。
例えば、「時計算」に取り組むには分数計算に不安感があってはいけません。
応用問題にチャレンジしていくのは大事なことですが、その手前の段階での瞬発力をつけられるよう、日々の演習に取り組みましょう。
 
ささいなことが完璧を生む。しかし、完璧はささいなことではない。
- ミケランジェロ
 
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