開成卒業生が語る中学受験

目からうろこ。開成卒業生かめだんだから知っている。中学受験の注意点。

限界が作られるとき

親御さんがお子さんの限界を作ってはいけません。
 
親御さんが偏差値■■で良いと考えていると、それはお子さんに必ず伝わります。
口に出さずとも態度で分かってしまうのです。
また、塾の先生経由で伝わってしまうこともあります。
 
一番まずいのは、成績が上昇傾向の時に「ここまでいけば十分」というオーラを親御さんが出してしまうことです。
モチベーションが高くなっているときに「もういいよ」と言えば、ブレーキがかかるのは当然のことです。
成績については現状維持ということは絶対にありません。
「今まで以上」を目指していての成績の壁はあるにせよ、偏差値を意識的に一定ラインに留めることは不可能です。
 
成績が伸びているときには
「この調子でいけばもっといけるね」
「もっと上の学校を考えてみようか」
などの声掛けでさらにモチベーションを上げることができるはずです。
「ここまでいけば十分」と考え始めた途端に、成績が下がりだす例は多々あります。
 
逆に、成績下降期には「まずは偏差値●●を目指してみよう」というスモールステップを提示してやる気を促すのが良いと思います。
「100段登れ」というより「まず10段登ってみよう」という方が気分も和らぎ、またゴールは先にあることも意識することができます。
 
いずれにしても、親御さんの目標とお子さんの目標は日頃からしっかりすり合わせをしていくようにしましょう。
 
もし、木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう。
- エイブラハム・リンカーン
 
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