寄り所となるもの
お子さんは物事に自信をもって取り組んでいるでしょうか。
これは勉強に限らず好きなことでも何でもいいです。
私の幼少期にはボーイスカウトの低学年版「カブスカウト」というのがありました。
駅前などで「赤い羽根の募金」などをやっているイメージは伝わるでしょうか。
今でも存続はしているようですが、人数は少なく、雰囲気もずいぶん緩いような気がしています。
当時のカブスカウトは本当に厳しくて、
・合宿に行けば夜中にたたき起こされて避難訓練
・夜中ずーっと歩いて目的地を目指す徒歩
・おにぎり2個と水筒1本で磐梯山の登山などなど…
今考えてもぞっとするメニューが揃っていました。
(「緊急時への対応」というのを体に染み込ませるのが1つのテーマです。)
そういった中で、頑張っていると褒めてくれる大人がいました。
それは1つの成功体験となっているかもしれません。
今でも例えば、山頂までを辿り着いたことは自分の拠り所であったり、自信になったりしています。
小さい頃の成功経験は、成績アップに大きく影響します。
山登りは頂上が見えてきてもそこから山頂までの道のりが遠いものです。
目標まで6,7割というところまで来るとゴールまでがとても長く感じます。
そういったことを経験的に理解し、ゴールまで到達したことのあるお子さんは、まだまだ伸びしろがあるはずです。
親御さんは、
「ゴールまで行けたね。」
「良くできるようになったね。」
と小さい頃から、小さいことをぜひ褒めてあげてください。
そして、親御さんには頂上付近からが本当に厳しいことをぜひご理解いただきたいと思います。
- 瀬戸内 寂聴
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