開成卒業生が語る中学受験

目からうろこ。開成卒業生かめだんだから知っている。中学受験の注意点。

60.中学受験に向けて、お子さんへの接し方②

前回に引き続き、親御さんに気をつけて頂きたい点を箇条書きします。

怒らない

「怒る」は強い口調で感情を外に爆発させることです。

一方、「叱る」は、強い口調で相手によりよい方法を教示することです。
ちなみに「叱」の字源は 「口」+音符「七」(匕ではないことに注意)。
「七」は「切」の原字でものを断ち切ることです。
鋭い声でピシッと指導するイメージです。
お子さんを指導するためには「叱る」方が良いことがご納得いただけると思います。
 
加えて、やってはいけないこととして、
①過去を引きずる:「いつもダメなんだから」「毎回同じことを言われて!」
②叱る範囲を広げる:「何をやらせても中途半端」「何も聞いていないじゃない!」
③お子さんを全体否定する:「ダメな子ね」「なんて悪い子なの!」
などが挙げられます。
 
逆にお子さんを指導する際には、
①今のことだけを叱る:「今の言い方はよくない」
②目の前のことだけを叱る:「ペンにキャップをしなさい」
③お子さんの行動だけを叱る:「それは悪いことだよ」
というような接し方が良いでしょう。
 

 

でも、だって、どうせ、3つのD

成績、あるいは偏差値の高い子は素直です
(精神年齢が高く大人びた嫌味を言う子もいますが)。
逆に「でも」「だって」「どうせ」を口にするお子さんは成績が上がりにくい傾向があります。
どうしても、逃げ道を探してしまい勉強や学習を本当の意味で自分自身の問題として捉えにくいのでしょう。
上記と関連しますが、親御さんがこのようなフレーズを口にしないことが重要です。
 
 

 

本物を見せる

以前の記事でも触れたように本物を見せることで記憶力の定着や想像力の強化が期待できます。
詳しくはこちらをぜひご覧ください。

 

 

今日はここまでです。またよろしくお願いします。

 

 

 
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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