開成卒業生が語る中学受験

目からうろこ。開成卒業生かめだんだから知っている。中学受験の注意点。

61.中学受験に向けて、お子さんへの接し方③

前回の補足と追記をしておきたいと思います。

本物を見せる【補足】

「本物を見せる」について記しましたが、この夏の旅行でもうまく絡み合うようにすると良いと思います。

キャンプで昆虫や星を見る、史跡を巡る、志望校を見る、色々なことが考えられます。
私自身、どこへ行こうか計画中です。計画しているときが一番楽しいです(笑)。 
 
それから、夏ではなく冬の話ですが、2020年2月1日、2日は土・日曜日にあたります。
朝、受験生が列をなして試験場に向かう様子も見せておきたいと思っています。
いずれ受験する際のイメージが少しでも湧くかなと。
当日、試験の方々はそれどころではありません。
大変失礼な話をして申し訳ありません。見るだけではなく、健闘をお祈りしています。
 

 

マジックワード①「ケアレスミス」

ケアレスミス、凡ミス、イージーミスなど呼び方は色々です。
きちんと計算すれば、見直しをすれば正解だったという問題ですね。
さて、このケアレスミスという言葉、安易に使わないことです。
厳しい言い方をすれば、「ケアレスミスをする、防げないのが現状」と捉えなければなりません。
「ケアレスミスさえなければもっと点数が取れたのに…偏差値も上がったのに」
こう考えてしまう親御さんは多いです。
でもなかなかこう捉えてくださる方は少ないです。
 「もっとケアレスミスがあったらもっと点数は悪かった…偏差値も下がっていた」
 
結局「たら」「れば」を言い出すとキリがないのです。
もっと言えば、テストの意味すらなくなってしまいます。
できることは現状をしっかり見つめること。そして対策を取ることです。
以前、下の記事でお伝えした計算ミス防止も役に立つはずです。
また、テストで時間がなくなることが、ケアレスミスを誘発する原因にもなります。
 

 
普段からの学習に、時間を意識した取り組みを加えると良いでしょう。
 
少し厳しい内容になってしまい恐縮ですが、ぜひご一考ください。
 

 

マジックワード②「やればできる」

上記からの流れでなんとなく伝わるのではないでしょうか。
塾の先生を含め、多くの方が「やればできる」と言います。
「やってもできない」とは言いません。努力すれば成果はついてくるでしょう。
問題は「やらない」ことで、「やらない」うちはどこにも辿り着けません。
「たら」「れば」で終わらせないように心がけてください。
どうすれば「やる」ようになるか。
褒めることです。褒められたお子さんは意欲が湧いてきます。
ただし、ありがちな(家族だからそうなるのだと思いますが)
「へ~。たまには宿題やってるんだ。」
というような嫌味を含む言葉かけは絶対してはいけません。理由はお分かりかと思います(他人の子どもには絶対そういう言い方はしないと思います)。
 
ちなみに執筆している私自身、「分かっていても…」ということは多々です…。
いずれにせよ、これらの内容は親御さんの心持ちで変えられる内容です。
お子さんも頑張っています。親御さんも頑張りましょう。
 
前回の記事にご賛同いただき、ご自身のブログ上でも取り上げていただいた
さんに感謝いたします。
 
 

今日はここまでです。次回からは公立中高一貫校について触れてみたいと思います。

 

 

 
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
お子さんについての具体的なご質問等、右記のお問合せで受け付けております。
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