開成卒業生が語る中学受験

目からうろこ。開成卒業生かめだんだから知っている。中学受験の注意点。

99.減少の波の中で

以前にもお話しした、私立中学を取り巻く環境についてです。
 
結論から言うと私立中学校の数は数年以内に半減します。

 皆さんの周りにも既に兆候が現れています。

倒産に追い込まれる大学
定員割れしている大学
加速する公立小中学校の統廃合 … 良くお耳にされていることと思います。
私立中学だけは例外、ということはあり得ません。
事実、1986年に200万人程度であった12才人口は2026年には100万人程度になると推計されています。1さえしなければ得点になったのに…。
うっかりミスさえなければ順位が上がったのに…。
こういった声もよく聞かれますね。
しかし、私はミスをすること自体が現在の実力なのだと思います。
もう少し分かりやすく言えば、
 
 
 
今後、共学化することで入学者数の増加を図る学校もあるでしょう。
一方で、既に共学化している学校は選択肢が限られます。
そして、共学化は多くの学校で進んでいます。
選択肢が少ない中、入学者数を一定以上に保とうとすると、結果的に合格ラインが下がり、偏差値も下がることが予想されます。
 
 
 
 
すると、入学者の質、ひいては学校自体のブランド力も下がることでしょう。
学校のブランド力が下がると志望者が減少し、倍率も下がります。
完全に悪循環にはまり、 このような流れの中で閉校になる学校が出てくるはずです。 志願者の増減
経営状況
学校の老朽化
共学化
などの目に見える変化があるかどうか、は志望校選択において重要な要素になると思います。
卒業校が将来なくなってしまうというような辛い思いをお子さんにさせたくありません。
 
 
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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