開成卒業生が語る中学受験

目からうろこ。開成卒業生かめだんだから知っている。中学受験の注意点。

50.算数に強くなるために求められること①

中学受験の算数に強くなるために必要なことを考えてみます。

世の中には算数に関する色々な公式やテクニックが溢れています。

速さの3原則「キ・ハ・ジ」、立体の切断面の書き方、…です。

 ただし、私が考えるには中学受験において求められる内容は、

「比と割合」ほぼここに尽きます。

感覚的にですが、算数は

計算力:比と割合:その他=3:5:2 ぐらいではないでしょうか。

「比と割合」、もっと言えば「単位量あたり」と「その比」が重要です。例えば、

速さ :単位時間あたりに進む距離(とその比)

食塩水:単位量あたりに含まれる食塩水の量(とその比)

仕事算:単位量あたりにこなす仕事の量(とその比)

…いくらでも出てきます。

 

図形については、相似がこれに当てはまります。

単位量あたりにおける長さ、面積、体積(とその比)などです。

したがって、「単位量あたり」という概念を持つことが算数の得点力アップにつながります。

 

「比と割合」を使わずに合格ラインに達するのはほぼ不可能と言っていいでしょう。

 

野球をやっているお子さんは比と割合、単位量あたりという概念を強く持てる傾向がありますね。

打率、防御率、勝率、…「率」というフレーズがたくさん出てくるからです。

「単位量あたり」に触れる機会が多いことが要因だと思います。

もちろん、野球をやっていないお子さんでも「比と割合」について、強くなることはできます。

平成最後のブログとなりました。令和第1回は上記の方法について記したいと思います。

 

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