開成卒業生が語る中学受験

目からうろこ。開成卒業生かめだんだから知っている。中学受験の注意点。

51.算数に強くなるために求められること②

令和1回目の記事となりました。今年もよろしくお願い致しますm(__)m

前回に続き割合と比についてです。
前回、割合と比に強くなることが算数得点アップの近道であることに触れました。

今回はその方法を考えてみたいと思います。


もともと割合とか比という概念に強い子はいますが(少数派でしょう)、ここではそれほど強くないことを想定します。

結論としては「単位に着目」することがポイントになります。

割合に関して何が話をややこしくしているかというとテキストです。
割合単元になると出てくる「割られる数」「割る数」のフレーズ。
どっちがどっちだか分からないからできないし、「地球は自転している」ぐらい実感の沸かない抽象的なフレーズです。

アプローチにはまず、単位に注目します。
単位が同じ場合
例えば食塩水の問題。食塩も食塩水も単位は同じグラムです。
ややこしいことは抜きにして「小÷大」で%や歩合が求まります。
120%とか13割5分8厘を求めるような問題はありません。


単位が違う場合
例えば速さの問題。距離、速さ、時間と異なる単位が出てきますね。

速さはm/分などで表記されますが、これは分子/分母を表しています。

ですから速さを求めるには距離(m)÷時間(分)となります。

あとは単位を適切な形に直しておけば大丈夫です。


ここまではあくまで第一歩です。これらが腑に落ちるようになったら次の段階に進みます。

ここまでの内容にはいくらかの例外はあります。

が、まずはその点を気にするレベルに達することが目標です。

次回ではこの続きを記したいと思います。

 

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

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