68.白鴎中の傾向と対策
今回は白鴎中の過去問傾向と対策について。
白鴎中は適性検査Ⅰ、Ⅱが各300点、適性検査Ⅲが200点で出題されます。
また、適性検査Ⅰ、Ⅱは各45分、適性検査Ⅲは30分となっています。
独自問題は適性検査Ⅰ、Ⅲです。
加えて、学校からの報告書は200点分、1000点満点の選考です。
適正検査Ⅰ
白鴎中の適正検査Ⅰで必要とされる力は何と言っても「記述力」です。
要旨の読み取りでは100字の記述が2題です。
両国中の対策と同様に天声人語の要約などを日頃の習慣とすることも対策の1つになるでしょう。
適性検査Ⅱ
共通問題として、小石川中、両国中等と同様の出題です。
小石川中、両国中より数字は扱いやすくなるものの、概数の扱いには注意が必要です。
適性検査Ⅲ
適性検査Ⅲは30分という短い検査時間が特徴です。
適性検査Ⅲは平成30年の入試から追加されましたが、理系色の強いものです。
短時間で
会話や資料を読み取る読解力、
計算力、
与えられた条件を素早く整理する力
が求められます。
特に、立方体やその展開図、条件整理の問題には十分な対策が必要です。
白鴎中のWebサイトには、解答例が示されているため、過去問に取り組む際の参考になるでしょう。 また、出題の方針も示されていますので、共通項を見つけることも難しくはないはずです。
報告書は小石川中、両国中と同様、満点近く取りたいです。
また、適性検査Ⅲについては短時間での独自問題という点で、他の受験生と差がつきやすい問題になるはずです。
満点を狙わずにまずは「確実に6割取る」というスタンスが良いでしょう。
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